本日の本の紹介は、「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」(newsPicks Book)です。とても参考になる本でした。
若い世代との付き合い方などに迷われている方におすすめです。
モチベーション革命の概要は!?
この本は、私達の世代(40代)と若い世代(乾けない世代)。
本書の中で何もなかった世代、フジテレビの日枝久元会長、読売新聞グループ本社取締役主筆の渡辺恒雄さん、元総理の森喜朗さんなどが挙げられています。
団塊世代よりも10年以上も上の彼らは、戦後の何もなかったころに、欲望と共に成功に向かって駆け抜けました。
(参照:モチベーション革命)
「頑張って働いて、いい車、広い家、綺麗な女性、とにかく良い暮らしがしたい!!」
がむしゃらに働いた世代ですね。
かたや、30代以下の世代の場合、生まれた頃からなんでも揃っていた。
テレビもビデオも車も家も。
物や地位などで頑張らない世代だそうです。
では、出世や金銭的な成功を目的に頑張らない世代は何をモチベーションにするのでしょうか!?。
この本に一つの答えが、書いてあります。
ざっくりと紹介していきますので、興味があれば読んでみると面白いかもしれません。
「乾けない世代」とは何か?
第1章では、乾いている世代と乾けない世代の比較と、どのように仕事に向かい生きていくのか。
乾いている世代は、何もない社会だった為、家庭を犠牲にしてでも仕事をして自分、社会の為に貢献してきた。
その結果、色々な欲を満たしてきた。
乾けない世代は、もう出来上がっている社会に対して変えることが難しい為に、小さい枠組みで(家族や友人などの身近な枠組み)で物事を考えるようになった。
育った環境、考え方が全く違う世代を紐解いていきます。
偏愛こそが人間の価値になる
第2章では、時代の変化と共にあらゆるスピードが速くなりました。
AIの登場によって作業的に効率的に仕事をやることに関しては、人間にはAIに勝てない。
その中で、人間として勝てる武器とは何なのか、どうしていくべきかが書かれています。
世の中の変化と乾けない世代はどう時代に求められていくのかを中心に書かれています。
異なる「強み」を掛け算する最強チームの作り方
第3章では、新しいチームワークの在り方、個人の能力を活かした戦い方などが、書かれています。
言われたことをやる時代から個人一人一人が考えて、それを活かしていく。
そんな時代に突入していきます。
乾いた世代も乾けない世代も個を尊重し合うことで、大きな力にしていくことがこれからの時代を生き抜く術になります。
乾けない世代との組織のあり方を中心に書かれています。
個人の働き方
第4章では、筆者の生き方と個人としての生き方を紹介しています。筆者の体験やキャリアを通じて、これからの個人として働き方を中心に、新しい時代だからこそ出来ることが書かれています。
まとめ
お互いが尊重しながら、新しい時代を生きていく。
会社の部下、自分の子供、新しい世代と共に新しい時代を過ごして行くのに必見です。
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